エンジンオイル
エンジンオイルとは、エンジンに使用されている潤滑油のこと。エンジンオイルの主な役割は、潤滑(ピストンとシリンダーの摩擦低減)、密封(ピストンとシリンダーの気密保持)、冷却(エンジン各部の燃焼や摩擦による熱を冷却)、洗浄(燃焼や回転運動による汚れをエンジン内部で洗浄)、防錆(急激な温度変化に起因する結露等による水分からの防錆)
種類
4ストロークエンジン用
- ガソリンエンジンオイル
- ディーゼルエンジンオイル
2ストローク用エンジンオイル
製法による分類
ベースオイル
- 化学合成油:鉱物油を化学分解し、添加剤を化学合成させたオイル。高品質、高性能、高価。
- 部分合成油:鉱物油に化学合成油あるいは水素化精製油を20%~30%混合したオイル。経済性と性能がバランス。(化学合成油には及ばない)
- 鉱物油:原油から精製されたオイル。経済性に優れる。(性能より経済性を重視)