日産インテグレーティッド・マニュファクチュアリング・システム
Nissan Integrated Manufacturing System (NIMS)は、標準生産システムと呼ばれる、日産が構築した4種のプラットフォーム、8種のボディタイプに対応できるフレキシブルな生産ラインのことである。同じラインで複数の車種を同時に生産する技術を業界で初めて導入した、いわゆる「混流生産ライン」である。日産の提携先であるルノーでは工場毎に単一車種、少数車種生産であったが、このような方式では需要変動に柔軟性が無いため、NIMSの派生システムをルノー・インテグレイティッド・マニュファクチュアリング・システム(RIMS)と呼び、インドのチェンナイ工場に導入した。[1]
出典
- ^ グローバル製品・市場戦略論:日本自動車産業のケース研究(6)日本及び世界自動車メーカーのグローバル製品・市場戦略その 3:日産自動車&ルノー、現代自動車&起亜について 東京大学ものづくり経営研究センター 大鹿 隆