「機能分類グループ」の版間の差分

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2014年8月26日 (火) 06:26時点における版

UPGとは、自動車を構成する部品(図面を含む)を、関連部門の業務処理を考慮して分類し、グルーピングしたものをいい、個々のUPGに付与した番号をUPGコードという。なお、UPGは、設計部門におけるEPL及び製造部門におけるPPLの作成単位となるものである。ただし、EPL又はPPLを作成しないものであっても、必要に応じてコスト管理などのためにUPGを設定することがある。[1]

概要

機能分類グループ
対象BM EPICS
対象テーブル CPL2DB
総桁数 6
テンプレートを表示

UPGは、Uniform Parts Grouping の略称で、各機能をモジュール単位で分類したコードである。
UPGによって、予め分類を固定化し、これらUPGの組合せによって、車両・コンポーネントが成立する。

MFTBCの設計BM製造BMでは、車両、コンポーネントの構成情報に、UPGを付与することで1500程度のグルーピングを行っている。
全ての部品は、いずれかのUPGに所属することになる。
UPGとシリーズコードVC(Variation Code)の組合せたUSVにより、GLPLは定義されている。
1つのGL-MCは1種類のUPGのみを持つことができ、同一UPGを複数持つことはできない。

もし同一UPGが複数設定されている場合、それはリスト干渉と呼ばれる。
リスト干渉がある場合は、そのUPGに該当する正しいPL-VCを判別できなくなるため、EOによる訂正が必要になる。
ただし、L/R区分がある場合またはOPCがある場合は、同一UPGを複数持つことができる。

Level

UPGにはヒエラルキーが存在する。その階層は以下となる。

Level Class Sample UPG module
0 Production Class M01A01 Vehicle Body
1 Compornent Class M11A01 Engine
M15A01 T/M
M20Z01 axle
2 Device Class M21A01 vehicle PL

構成イメージ

ファイル:UPG Structure system of vihicle.jpg

UPG sample

01A01 GL
01E01 CPL
10A92 ENG&T/M 原価用工程
11A92 ENG 原価用工程
15A92 T/M 原価用工程
50A92 W/B 原価用工程
68A92 塗装 原価用工程
69A92 艤装 原価用工程
90A・・ デーラ・オプション
90B・・ 補用品専用構成
・・・95 UPG+UPG(96、97、9A~)

Vehicle UPG Sample

ファイル:UPG Vehicle.pdf

Engine UPG Sample

ファイル:UPG Engine.png

出典

  1. ^ 技術標準 UPG設定要領


関連項目

Functional Module