「架装」の版間の差分

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架装とは、キャブ付トラックシャシーに[[車体架装等|リアボディを搭載する]]こと。カタログに記載された量産ボディから、架装部品を組み合わせて完成される架装まで、多種多様な需要をカバーするため、架装を発注するための[[架装コード]]は、受注するシステムによって異なり、[[M架装]]はTOB上4桁で保持され、[[SC]]からは[[VOW|車両発注WEB]]を使用して入力する。[[C架装]]、[[S架装]]は[[CBP]]上8桁で保持され、CBPを使用して入力する。<br />
トラックは、車体後部に荷台と呼ばれる構造物を構築することで、貨物運搬等、本来の目的に使用することが可能となる。これらの構造物を構築することを、架装と呼び、キャブ付トラックシャシーに[[車体架装等|リアボディ]]を搭載すること、を意味する。また、[[製造過程自動車の型式認定制度]]によれば、架装物とは荷台と[[巻込防止装置]]のことで、これら架装物とキャブ付シャシーの製造責任を明確に分離できる。
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=== キャブ付トラックシャシー ===
=== キャブ付トラックシャシー ===
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=== トラック各部の名称 日英対比 <ref>トラック・バス基礎講座 2007年8月版 海外販売本部</ref>===
=== トラック各部の名称 日英対比 ===
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== 架装分類 ==
== 架装分類 ==
:一次架装:キャブ付シャシに対してボデー又は機械装置を搭載する事。[[SC]]ではカーゴなどの標準架装のシャシ仕入原価に含まれる架装物をさす場合がある。<ref>LCM PL Guidebook用語集</ref>
:一次架装:キャブ付シャシに対してボデー又は機械装置を搭載する事。
:追加架装:一次架装済の車両に対しての架装。{{要検証|SCでは二次架装と呼ぶ場合もある。|date=2014年7月}}
:[[二次架装|追加架装]]:一次架装済の車両に対しての架装。
:付帯工事:荷物の積載に直接関係ない装置を装着する工事(ETC、バックアイモニタ等、用品オプション、ディラーオプション等も含む)
:付帯工事:荷物の積載に直接関係ない装置を装着する工事(ETC、バックアイモニタ等、用品オプション、ディラーオプション等も含む)
:付属品:特別な取付工事が発生しない商品(消火器、チェーン、その他)
:付属品:特別な取付工事が発生しない商品(消火器、チェーン、その他)
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== 一次架装分類 ==
:[[M架装]]:メーカー完成車(旧[[自工架装|自工流し]])<br />
:[[S架装]]:[[CBP]] ふそう完成車(旧[[MAE流し]])<br />
:[[C架装]]:[[CBP]] 架装集中調達<br />
:[[D架装]]:民需<br />
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== 追加架装種類 ==
== 追加架装種類 ==
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:シート:幌シート、その他
:シート:幌シート、その他


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== 架装例と各部の名称 ==
=== 平ボディ ===
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=== バン ===
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=== ダンプ ===
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== 出典 ==
<references/>
<BR>
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
[[最大積載量]]<br>
[[改造]]<br>
[[CBP]]<BR>
[[構造等変更検査]]
[[後付工事]]<BR>
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[[C票]]
 
[[category:選り抜き記事対象]]

2016年4月12日 (火) 23:35時点における最新版

トラックは、車体後部に荷台と呼ばれる構造物を構築することで、貨物運搬等、本来の目的に使用することが可能となる。これらの構造物を構築することを、架装と呼び、キャブ付トラックシャシーにリアボディを搭載すること、を意味する。また、製造過程自動車の型式認定制度によれば、架装物とは荷台と巻込防止装置のことで、これら架装物とキャブ付シャシーの製造責任を明確に分離できる。

キャブ付トラックシャシー

CIWT/MFuel TankPropeller ShaftTireFrame

トラック各部の名称 日英対比


架装分類

一次架装:キャブ付シャシに対してボデー又は機械装置を搭載する事。
追加架装:一次架装済の車両に対しての架装。
付帯工事:荷物の積載に直接関係ない装置を装着する工事(ETC、バックアイモニタ等、用品オプション、ディラーオプション等も含む)
付属品:特別な取付工事が発生しない商品(消火器、チェーン、その他)


追加架装種類

追加工事:燃タン取付、床鉄板張、幌骨架装、煽りワイヤー穴、歩み板掛け、その他
塗装:キャブ全塗装、ボデー全塗装、ボデー帯塗装、その他
電装:灯火器取付、その他
看板:キャブ袖書き、ボデー看板、その他
シート:幌シート、その他

関連項目

改造
構造等変更検査