タクトタイム

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製品の売れるスピードにしたがって生産できれば製品在庫は非常に少なくなる。しかし、実際の売れるスピードに合わせて造るのは困難なので、仮の売れるスピードを、「工程の稼動時間 ÷ 工程の生産計画量」と定義し、それをタクトタイムと呼ぶ。このタクトタイムで各工程が生産すれば、生産が同期化し工程間の在庫を非常に少なくすることができる。しかし、生産工程が複数の品目を生産している場合は、タクトタイムで生産できたとしても同じ品目を連続して生産する(ロット生産)と工程間の同期化がとりにくくなり、工程間の在庫が増加する。そのためにいかに小さいロットで造るかが大事であり、段取り時間の短縮を図って小口ット生産や1個流しができるようにすることが必要である。[1]

出典

  1. ^ トヨタ生産方式を支える最適化手法に関する研究 名古屋工業大学

関連項目

サイクルタイム