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[[Activity Based Costing|ABC]]が生産活動に対するコスト配賦の手法であるのに対し、ABM(活動基準原価管理)は生産活動のコスト因子を把握し、その費用対効果を追及する活動である。ABCでコスト消費先を明確にし、ABMでその効果を評価することにより、事業活動の収益性を分析する。例えば、設計、受注、発注、搬入、納品、段取りなどの活動を、活動別/月別(日別・週別)に分析することにより、無駄を発見し、早めにコスト削減対応が可能となる。このように、ABMは間接費の発生要因と要因別の規模を把握し、その規模を適切に管理するように意思決定を行うことが出来る経営管理手法である。